5/19 渋谷区教育研究会講演

2022/5/19は渋谷区教育研究会ICT教育部会にて、豊福が小学校の情報担当の先生向けの講演をしました。研究主題が「ICTの善き使い手の育成」~デジタルシティズンシップ教育を通して~ということで、GIGAスクールの背景とデジタルシティズンシップ教育についてのお話です。

渋谷区はGIGAに先行して1:1を進めてきた経緯もあり、先行事例はかなりレベルが高いのですが、一方で全然離陸出来ていないケースとの格差が課題になってます。デジタルシティズンシップをどのように導入するか、具体的なイメージが欲しい、という声にお応えして、経済産業省・STEAMライブラリーの教材のひとつをご紹介。

さて、本日の宿題は「何がどう出来るようになるのが教育DXなのか、SAMRモデルを使って目標を記述すること」と斜め上のお題となりました。これはデジタルシティズンシップの実践組立てを考えるうえでも必要なことですが、学校日常のデジタル化による利用頻度・用途・時間の圧倒的な量増加の後に来る質的な変化をどう捉えるか、が一番のポイントになるかと思いますね。

会場校となった渋谷区立笹塚小学校の荒木校長先生からは、学校だよりをご紹介いただきました。これは2022/1/7に豊福が渋谷区立学校管理職向けに行った講演が元になっているということです。こうしてデジタルシティズンシップ教育の輪は少しづつ広がっていきます。(豊福)

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